オーディオユニオン お茶の水店


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期待通りの定番コンパクトスピーカー DALI MENUET SE
DALIの定番コンパクトスピーカー、MENUETに新たな仲間が加わりました。
発売までもう少しですが、スタッフ向けにデモ機をお借りできたのでご紹介させていただきます。



現行のMENUETの仕上げ、ネットワーク、端子等をグレードアップしたスペシャルエディション、DALI MENUET SEです。

MENUETと言えば、DALIのド定番コンパクトスピーカーで、中古でも10万以下で購入できる実力派スピーカーとして大人気です。

代理店のD&Mホールディングスさんによると、もともとDALIのMENUETは90年代に始まったシリーズだそうです。

まずはMENUETの歴史をおさらいしてみましょう。

初代、DALI150 MENUET 1992年~1994年
中古でも見たことがありません。もしかしたら日本未導入かもしれません。


ROYAL MENUET / ROYAL MENUET II 1994年~2009年
ROYAL MENUET から中古でもコンパクトの定番ですね。


MENTOR MENUET 2009年~2015年・MENTOR MENUET SE 2013年~2015年
MENTORシリーズのMENUET、定番中の定番です。写真はSEのものです。



そして現行のDALI MENUET 2015年~

もともとMENUETはROYALやMENTORといった○○シリーズの中の最小スピーカーという位置づけでした。

日本国内でも、集合住宅が増える中、ユーザー様のニーズにフィットし、注目を集めるようになりました。場所を取らず、小音量でも美しい音色を聴かせてくれるMENUETは、都市部の住環境にはもってこい。小規模なセカンドシステムにもぴったりとあって、当然のごとく小編成クラッシックやボーカル系再生のファーストチョイスとなりました。

(DALIスピーカーの歴史は本国のサイトで紹介されています)

MENUETの中でも皆さんのご記憶に残っているのはMENTORシリーズの旧MENUET SEではないでしょうか。DALI社創業30周年記念に日本国内限定発売されたモデルでしたが、非常に評判が良く人気のモデルでした。あまりの人気ぶりに次作(現行)では「○○シリーズの一部」から独立し、MENUETというカテゴリとして扱われるようになったほどです。

さて、旧SEと同様にグレードアップされた新SE。事前情報の時から期待は高まるばかり。



外観からわかる変更点は三か所。



まず、新たに与えられた外装。キャビネットは「ワイルド・ウォルナット・ハイグロス仕上げ」というそうです。カタログ写真では濃いめの茶色に見えますが、実物はもっと淡い色調でした。ワイルドというよりは上品で落ち着いた感じです。



大きくなったスピーカー端子。DALIのトップグレード EPICONと同じものを採用。正直なところここまで大きい必要があるかはわかりません(笑)。

余談ですが、MENTOR MENUETになってから端子の上部に下向きにバスレフの開口部が設けられています。この位置にポートを開けることで、壁からの影響を受けづらくなり、設置がしやすくなっているのもDALI MENUETのおすすめポイントですね。



ターミナルカップの上にはスペシャルエディションを示すプレートも取り付けられています。

目に見えない部分、中身の変更点では内部配線を銀メッキ無酸素銅線に変更、ネットワークのコンデンサは高域・低域ともムンドルフ製にアップグレードされています(DALIでムンドルフ製コンデンサの搭載は初めてとのこと)。この辺りは音にどのように出てくるか、というところですね。旧SEの出来の良さから同様に期待されているお客様も多いと思います。

代理店さんからのお話しではメーカー曰く「音に関しては測定上は変わりない」ということですが・・・。

誤解を恐れずに申し上げると、「期待通り」ではないかと思います。

DALI MENUETが発売された時、より広い空間表現とクリアな音色に進化した反面、トレードオフとしてMENTOR MENUET SEが持っていた音の濃さ・肉感的な音像は少し減退したように感じました。その点、お客様によっては旧SEのほうが魅力的に感じられた方もいらっしゃったのではないでしょうか。

今回の新SEは、DALI MENUETのサウンドにその濃さ・肉感が与えられ、音のメリハリもしっかりと出るようになっています。女性ボーカルや音数の少ないソースではゾクゾクするような魅惑的な音を奏でてくれます。スタンダード版とは価格差が付いてしまいましたが、その価値は十分に感じさせてくれる再生音です。

※追記
その後、スタンダード版のDALI MENUETと並べての比較試聴をすることが出来ました。改めて聴くとDALI MENUETの完成度も非常に高く、驚かされます。定位感・再生空間の広さなどはほぼ変わりなし、という印象ですが、音の艶や肉感的な鳴りなど、SEは情感的で非常に素晴らしいです。SEの方がいわゆるオーディオ的な「聴かせる音」、スタンダード版はもう少しあっさりしています。味付けは控えめにモニター的な楽しみ方もされたい、という方はスタンダード版を選ぶのもアリではないでしょうか。 



旧SEは限定生産でしたが、今回は通常ラインナップに加わるとのことですので、ゆっくり検討して頂けるものと思います。期待通りのコンパクトスピーカーの新定番、DALI MENUET SEは3月末の発売です。お茶の水店でも発売当日から店頭展示予定ですので、ぜひぜひご試聴にお運びください!

※展示は予告なく終了する場合がございます。確実なご試聴をご希望の際は事前にご確認ください。(展示リストはこちら

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